ブログ:新世紀の経営

「変わるもの」と「変わらないもの」

世の中には「変わるもの」「変わらないもの」があります。

「変わるもの」つまり「change」ドラッカーによるとイノベーションを生み出し、進化、発展をもたらします。

一方

「変わらないもの」はドラッカーの言う原理・原則と言われるもので、原理・原則は太古から変わることなく存在しています。

「変わるもの」と「変わらないもの」を見極めるのは簡単なようで実は難しい。多くの人が、変わらなければいけないのに、変わらないものにこだわって、新しい時代から取り残される例は歴史に枚挙のいとまがありません。

一方

「変えてはいけないもの」を変えてしまう失敗も人類は多く犯してきました。原理・原則を自分の都合のいいように変えて、本質からずれて衰退していった例もたくさんあります。

それでは、どうすればこの両者の違いを間違えることなく、正しい判断ができるのでしょうか?

そのためには謙虚な心が必要です。両者の判別がつかない人の心には「常に自分が正しい」という強い自己中心性が存在しています。

謙虚な心こそドラッカーの言う「真摯さ」ではないでしょうか?

コメントは利用できません。

ブログ:新世紀の経営

  1. イノベーションとは何か?ドラッカーの文章をまとめると、イノベーションとは、変化を機会としてとらえ...
  2. 起業家のうち3年後には7割が廃業、5年後には9割が廃業し1割しか残らないと言われています。
  3. ドラッカーは企業家の本質として意思決定ができる変化を当然かつ健全なものとする変化を機会と...
  4. ドラッカーはマーケティングとイノベーションが経営の両輪であると言っています。
  5. ドラッカーはマネジメントの機能として、3つを上げています。

代表者プロフィール

井上敬裕
中小企業診断士・社会保険労務士
1972年岡山県生まれ
青果工場の工場長を経て、2012年中小企業診断士として独立、2015年から社会保険労務士として開業

浦安商工会議所経営支援発達事業アドバイザー
浦安市中小企業経営アドバイザー
渋谷区創業支援アドバイザー
東京開業ワンストップセンター開業アドバイザー
横浜市中央卸売市場経営アドバイザー
ふくしま地域産業6次化イノベーター
ミラサポ登録専門家(中小企業経営)
著作「食品表示事故をなくすために」(JTEX2017)